御巣鷹の謎を追う -日航123便事故20年-
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御巣鷹の謎を追う -日航123便事故20年- 米田 憲司 定価: ¥ 1,985 |
カスタマーレビュー
アンバランス
資料としてDVDを付けたのは評価できるが、出来が悪い。
現場の記者としての目線でいいことを書いているのだが、文章力不足。
当時の日航、自衛隊を突っ込むが、著者自身の偏見。
資料をよく調べ上げているが、真実がわからない。
結局、資料集としての価値はあるが、ただの資料の寄せ集め。
日航123便事故の「真相解明」をはばんだものは何か
今から20年前、1985年8月12日18時56分、日航ジャンボ機JAL123便は、長野・群馬県境の群馬県側山中に墜落した。しかし墜落現場の特定すらその日のうちには出来ず、4名の生存者(いずれも女性)が発見されたのは翌日の午前10時45分であった。
彼女たちの証言によれば、墜落直後しばらくの間は彼女たち以外にも生存者がいたことは確実である。自衛隊および警察による捜索・救難活動の遅れは致命的であった。なぜもっと多くの人たちの命を救うことができなかったのか。この事故で残された大きな課題の一つである。
現場に一般人を近づけたくない何か重大な理由があったのであろうか。墜落直後、現場上空に真っ先に到着したのは、在日米軍C130ハーキュリーズ輸送機(アントヌッチ中尉搭乗)だった。そして12日19時19分には、墜落位置情報を発信している。この情報は航空自衛隊中央救難調整所(埼玉県入間市)を経て、直ちに防衛庁空幕まで伝わり、そして日本航空にも非常に早い段階で達している。
米軍機に続いて、自衛隊機、民間機も現場上空に到着した。その他、各地のレーダーによる計測値も多数ある。計測、作図から地図への落とし込みまで、時間のかかる作業ではないようだ。このようにして求められた緯度経度情報は、いずれも墜落地点の回りに正確にバラついている。これだけの証拠がありながら、なぜ最後まで墜落現場は<長野県側>だったのだろうか。そこにはミス・リードを狙う自衛隊の強い意志表示が見え隠れしている。
堅そうだが、実は、”熱い”傑作
豊富な資料と着実な取材で、事故原因等の数々の意見を相反する意見等といろいろな並べらたかたちで描かれ、素人にわかりやすく、説得力がある。素人には、自衛隊ミサイル攻撃説や標的説のような意見につい惹かれてしまう。しかし、フライトレコーダーの記録等で分かりやすく解説されているのを読むと、なんて馬鹿なことを真剣に信じていたんだと気づかされてしまう。
特に、印象に残るのは日本の事故調査委員会の”後進性”である。責任追及と事故原因の究明を合わせれば、事故原因の追及は歪んだものになりやすい。そういえば、大事故が起こると、操縦者のミス説がまずでる。たとえミスがあったとしても、再発防止に大切なその背景が追求されない。福知山線事故のときもそうではなかったか。
事故調査委員会の改革こそ、今もっとも気づくべくことではないのか。
日航機墜落事故を風化させない決定打
日航機墜落事故の本は今までたくさん出版されてきましたが、この本がこの忘れてはならない事故の決定打になると思います。
「沈まぬ太陽」→「朝日新聞の24時」→「墜落遺体」→そしてこの「御巣鷹の謎を追う」の順番に読む事を個人的にはお薦めします。
しかしボイスレコーダーのDVDは怖い!ドキドキしながら見ました。
今までとは違った着眼点
新聞記者としての読み易い文章、今までとは違った着眼点は購入に価します、しかしどのように記載してあるのか興味のあった、自衛隊ファイア・ビー説やミサイル攻撃説には半ページのみで小説の世界の話だとか、現場を知らない意見にすぎないと切り捨てています。あまりに簡単に荒唐無稽と言い切っているので、逆になんでこんなに簡単に切り捨てられるのか疑問が増します。当然それに対する検証はありません、それまでの章が良かっただけに、大変残念です。結局付録のDVDに対する評価が、購入後の満足度を大きく左右します。
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