沈まぬ太陽 (3)
![]() |
沈まぬ太陽 (3) 山崎 豊子 定価: ¥ 1,785 |
カスタマーレビュー
若い人に読んで欲しい
これから社会人になる若い方に特にお薦めしたい。第3巻の御巣鷹山編は特殊な書籍であって、一読の価値ありと、この巻だけでもお薦めします。航空会社の責任、メーカーや国の責任について、いやというほど考えさせられます。被害者サイドのエピソードに触れるたび、胸が締め付けられるような気がします。特にこの巻のラストシーンは涙なしに読むことはできません。
夢中になって。。。
夢中になって1日1冊づつ一気に読んでしまいました、
まるで当事者になってその場にいるような錯覚に陥る程に情景が目に浮かびます。
やはりこの号が一番強烈な衝撃を与えるのではないでしょうか。
野心に燃え良心を捨てるのか、良心に従い地位名誉を捨てるのか。。。
最後には正義は勝つ!と思いたいです。
御巣鷹山への鎮魂歌
大作「沈まぬ太陽」の中では異質の一編。恩地さんはご遺族との交渉係として誠意ある対応をする、というだけで、今回は完全に背景に退いています。ただし仄聞するところでは、この事故の対応の不誠実さに山崎豊子さんが怒って本作執筆の動機になったということです。シリーズの中では浮いていますが、欠かせない一編だったでしょう。ちなみに、日航はこの3年前にも羽田沖墜落事故というとんでもない事故(事故というより明らかな人災)を引き起こして世論の指弾を浴びていました。今の日航はつぶれかけていますが、あの体質ならまあ当然でしょうなあ。
というわけで、この巻ではご遺族の様子が主に描かれています。ほとんどの方は実名のようです。私もあの事故で知っている方を失ったのですが、その方のご遺族の様子が描かれていたのはちょっとした驚きでした。
あの悲劇から22年経過しましたが、原因すら明確に説明されないまま、風化していこうとしています。完全に忘却されないためにも、あの事故を描いたこの小説がロングセラーとして読み継がれることを希望します。
それぞれの思い、思惑。
他の日航機123便墜落に関する本を読み、小説ではどのように描かれているのか
興味があり、この第三巻「御巣鷹山編」だけを読んだ。色々な意見があるとは思うが
私は、非常に丹念な取材があってこそ、これだけの小説に書きあがったように思う。
それぞれの人々の思い、人間模様がそれこそ丹念に書かれていると感じた。
他の巻も買って、企業の腐敗についても掘り下げて読んでみたくなった。
壮絶な事故
御巣鷹山の墜落事故について、克明に描かれています。
全5巻の中でも、第3巻の存在感は際立っており、
3巻だけでも十分に作品になると思います。
残された遺族の苦悩は痛烈に心に訴えかけます。
被害者のかたの、残された家族にあてた遺書が
引用されていますが、涙なしには読めませんでした。
事件を風化させないためにも
読み継がれていって欲しい本です。
関連商品
沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
不毛地帯 (2)

