沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下)
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沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) 山崎 豊子 定価: ¥ 1,785 |
カスタマーレビュー
続きが楽しみ
合員の待遇改善を目的に組合活動を活発に行ったことからアフリカに10年以上飛ばされていた主人公の恩地が組合員の働きかけでようやく帰国できるようになった。
アフリカ編(下)は読中爽快であったがその後はどうなるのか…楽しみである。
この面白さは最後まで挫折がないことは間違いない。
よかったが
色々な登場人物が出てきたが行天と主人公の対比
がよかった。
行天も主人公から見るとうまくやっている奴のようではあるが
彼には彼なりの信念があるのだと思う.
失礼ながらアフリカに左遷というのがどうも自分から見ると
それほどつらいことには思えなかった。
愛読書
実際、一度友人に借りて感動し、
どうしても自分の本棚に仕舞っておきたくなった書籍です。
全5巻を2回通り読んだことになります。
5巻で一つの物語である為、
各巻ごとの評価、というものは出来ません。
ノンフィクションであることで疑いなく沁み込んでくる内容。
疑いはないが信じられない現実が1ページごとに紐解かれていきます。
傑作です。
ついに帰国
カラチ、テヘラン、ナイロビとたらい回しにされてきた恩地だが、沢泉組合委員長による国会での発言により、会社に非を認めさせた上で帰国できるようになった。しかし、それまでには母の死や第二組合の設立、自社機の墜落などの苦難が多々あった。
影の黒幕とも言える堂本は副社長に就任し、行天も同期の中でトップの出世頭となっていた一方で、組合と手を切れば帰国させるという話や自然に組合から抜けれるように管理職として帰国させる話があったが、日本で辛い目にあいながらも組合活動を続ける仲間を見捨てることができず、断ってきた。
そんな恩地も、孤独感や家族への思い、会社への憤懣から精神的に追い込まれていった。しかし、自社機墜落が思わぬきっかけとなり、度重なる会社からの嫌がらせにも屈せず、組合からも抜けることなく、ついに帰国できることになったのだった。
半国営という視点で見ても
こういう良質な小説が、文庫本になって残るのは、ありがたい。
小説としているが、取材を重ねたドキュメントと言っても良いと思う。
それくらい不条理、かつ、その時代に生きていたサラリーマンの身の振り方次第(経済奴隷となるのか、あくまで主張に向かって戦い続けるのか)で、生かされ方が極端に変わるという面を見せつけてくれている。
読めば怒りがこみ上げ、主人公・恩地を応援したくなる。
小説で気持ちがシンクロして泣けてしまうのは、特に家族を犠牲にしてまで会社に尽くしてきたものに対する、全く非礼な扱いであった。
現代でもそういう面は、多かれ少なかれあると思う。
書かれている題材が、半国営の航空会社であった頃のものとはいえ、海外に展開する会社組織で、従業員を奴隷程度にしか思っていない、日系企業を思い出します。
あの時代から、どこも変わっていないのではないだろうか?と感じたりしました。
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